最先端の点滴療法や生活習慣のアドバイスを行っています。



  オゾン耐性の滅菌器具を用いた自己血オゾン療法というのは、血液を取り出してからオゾン処理を施し、オゾンによって活性化された血液を体内に戻すことにより、体全体の活性化を促し若返りを図る治療のことでオゾン療法とも呼ばれています。
  この療法は、ドイツで1957年にオゾン発生器が開発されて以来、ヨーロッパでは広く認知されてきた治療法です。最近では、すでに亡くなられましたが2001年に100歳になられたイギリスのエリザベス女王の母君“クイーンマム”が、老化予防のために定期的に受けられていたことでも話題になりました。



  血液やリンパ液(ミトコンドリア)の浄化→疲労を感じなくなり活力が回復します。
  活性酸素が除去されて→ストレス解消につながります。新陳代謝も活発になり→肉体的にも精神的にも若返りを促進します。
  免疫細胞を活性化させ細胞内ATP濃度を上げることによって、病気が治りやすくなり、再発の予防や老化防止にも効果があります。


   ①50~100mlの血液を採取します。
  ②一定量の医療用オゾンを血液に加えます。オゾンの量は、多すぎても少なすぎてもよい結果を得られません。投与後に代謝と免疫系を活性化するために、もっとも効果のある量のオゾンを、正確に測定して投与します。 血液とオゾンが反応すると、血液が一瞬で鮮やかな赤に変色します。
  ③オゾンで活性化された血液を、そのまま戻します。これだけで、冷え性の方などは、治療の最中から身体がポカポカと温まるのを実感していただけます。また、指先や足先まで身体全体に酸素を行き渡らせる効果があるので、脳と目にも酸素がいきわたり、施術をしている最中に視界がクリアになります。

  1回の施術でも十分に効果はあります。

  免疫力向上目的の方は週に1~3度の施術が必要です。しかし、より健康を持続させたり、老化予防が目的の方は、月に1~2度の施術を続けることで効果が維持できます。



  ①慢性疲労、疲れやすく、活力が減った
  ②神経を使う毎日で、ストレスが多い
  ③肩こり、冷え性、しびれ、頭痛など
  ④動脈硬化があり、心筋梗塞や脳梗塞が心配
  ⑤血管を丈夫にしたい
  ⑥風邪引きやすく、免疫が低下している
  ⑦ガン家系で心配している
  ⑧細胞を活性化して老化を防ぎたい
  ⑨病気を予防して、健康でいたい
  ⑩タバコやお酒が多いので心配だ等

  上記の医療は検査・治療を含めて自由診療(自費)となります。 保険診療ではありません。詳しくは院長へご相談下さい。


院長からのご報告

  ◎副作用
当院では重篤な副作用は見受けられません。しかし、以下の副作用が予想されます。

  オゾンによる副作用
オゾンの投与量が過多であった場合、施術後にだるさを感じることがあります。このだるさは、特別な処置をしなくても、約12~24時間程度で改善されます。

  使用する以下の抗凝固剤による副作用

ヘパリンナトリウム(重大な副作用(頻度不明))
ショック、アナフィラキシー・・・出血、血小板減少、HIT等に伴う血小板減少・血栓症

クエン酸ナトリウム・・・しびれ


  本治療に用いる未承認医療機器は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていないものですが、「医師等の個人輸入」により適法な輸入許可を得ています。
日本では、未承認医療機器を、医師の責任において使用することができます。
未承認医療機器についての情報「個人輸入において注意すべき医薬品等について(https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/individualimport/healthhazard/ 
」もご覧ください。

  国内の承認医薬品等の有無
本治療に使用できる同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。

  諸外国における安全性等に係る情報
本治療に使用するオゾン発生機、その専用器具は、EU内における医療機器として認証されたものです(認証年月日:1993年6月14日)。

  本治療の代表的な書籍とされている「オゾン療法 第2版」によりますと、以下の記載がされています。血液クレンジングは「大量自家血オゾン療法」または「自家血オゾン療法」と表記されています。

  第7章(オゾンの潜在的な毒性:オゾン療法の副作用および禁忌)より
  1. ドイツ,オーストリア,スイス,イタリアで数百万回の自家血オゾン療法セッションが行われた後にも,重篤な急性または慢性の副作用や癌の発生率の増加は報告されていない.
  2. これまでのところ,我々の実験データと臨床的エビデンスは何らリスクを示していない.Jacobs(1982)は,オゾン療法に考えられる全ての悪影響について慎重に調査した.オゾンは「毒性」で知られているにも関わらず,その発生率はわずか0.0007%であり,医薬品の中でも非常に低い値となっていた.
  3. コネリアーノ(ヴェネト州)の病院に長く勤務してきた非常に几帳面なオゾン療法士であるGiuseppe Amato医師は,自家血オゾン療法による治療を数年間受けた患者1,000例で
軽度の副作用しかなく,後遺症はなかったことをヴェローナ議会(1999)で報告した.

  4. シエナ大学病院での我々の経験も重要である.我々は1995年以来,大量自家血オゾン療法を加齢黄斑変性患者で約8,000回,線維筋炎患者で約100回(~その他の投与方法は省略 ~)をしてきている.(~略~)2000年6月から2004年3月まで我々は,新しい無毒なシステム(ガラス等)と血液に対して正確な量の3.8%クエン酸Na(用量で1:9,又は25~225mL若しくは例外的に30~270mL)を使用し,オゾン濃度を緩やかに増加(通常10 μg/mLから60μg/mLまで)させるようにした.上に述べたすべての副作用はみられず,他の副作用も生じなかった.さらに,アレルギー様の不耐性も観察されなかった。